英国に本社を置き、115か国に約9万8000人の社員を擁する世界最大級の製薬企業、グラクソ・スミスクライン(GSK)。研究開発費も多く、日本市場でも上市される新薬が比較的多いのが特徴です。
MRとして新薬上市の際はやはりやり甲斐も大きいですし、そのタイミングで中途採用も募集が増える可能性もあるので、求人情報に関しては逃さないようにしたいものです。
GSKの中途採用について
GSKでは常時、中途採用を行っています。例えば、以下のような求人募集があります。
MSL(Medical Science Liaison) 東京(東日本担当)もしくは大阪(西日本担当)
職務内容
担当領域:呼吸器(ぜんそく・COPD)を予定
MSL業務全般
- 医療従事者との製品および疾患領域に関する科学的な情報交換とディスカッション
- 医療従事者からの高度な科学的質問への訪問対応
- Unmet medical needsの収集
- 学会等における学術情報収集
- アドバイサリー・ボード・ミーティングの実施・サポート
- GSK主催/共催学術講演会におけるスピーカー業務、およびサポート業務(スライドレビューを含む)
- メディカル・プランの実行
- KOLマネージメント
応募資格
必要な経験
絶対必要な条件
学術情報担当、臨床開発担当、あるいはMRまたは開発モニター等、臨床医等との学術情報提供、ディスカッションを必要とする業務経験(3年以上)
望ましい条件
- 理工医薬看護系学部の修士以上の学位
- 基礎研究、学術情報担当、臨床開発担当等の経験
- 大学病院担当MRの経験
- 医療専門職資格(医師、薬剤師、看護師等)
- 呼吸器領域におけえる業務経験
必要な能力
絶対必要な条件
- 英語文献の理解力
- 国内外学会内容に関するレポーティング能力
- 対人関係への対応能力、プレゼンテーションスキルを有すること
- 文献検索能力
望ましい条件
グローバル会議時に英語のプレゼンテーションができること
必須資格
理工医薬看護系学部の学士号以上。英語でのコミュニケーション能力(TOEIC550点以上)
開発戦略担当(稀少疾患医薬品開発)
職務内容
- 稀少疾患医薬品、特に遺伝子治療薬等の上市に向けた開発戦略及び薬事戦略の立案とその遂行
- 稀少疾患医薬品における開発品あるいは候補品の価値分析
- オーファン指定申請及び稀少疾患領域の医薬品開発に伴う種々の戦略検討とその計画立案
- 稀少疾患に関する社内外における啓発イベントへの取り組み
- バイオ医薬品の製剤開発/CMCや製造に関するサポート
応募資格
必須条件
- 3年以上の開発関連業務経験
- 担当する開発プロジェクトをリードできる力
- 英語によるコミュニケーション(メール、電話会議、英文資料の読解・作成)
- プレゼンテーション能力
望ましい条件
- 規制当局との薬事交渉経験
- 社外関係者あるいは医学専門家との協働
- 製品の価値分析(NPVなど)
- バイオ医薬品の製剤開発/CMCや製造に関する実務経験
求められる人物像
- 稀少疾患領域/遺伝子治療に高い関心を持ち、熱意を持って業務に取り組める方
- 社内外の組織/人と関わる機会を求め、行動する意欲のある方
- 自らアイデアを考え、その対応策を立案/実行する意欲のある方
- 将来設計を描き、常に前向きにチャレンジする方
GSKの年収・給与制度について
年収事例
30歳、MR:年収約700万円
35歳、MR:年収800〜900万円
課長職:年収1000万円〜
賞与年1回 昇給年1回 住宅手当 営業手当 外勤手当。賞与は、月の基本給×7か月が基本。業界内では決して高水準ではないが、一般的に見ると非常に高い。
GSKの組織体制・企業文化について
本社は英国。日本のHQは代々木にあります。歴史的に4社が合併してできた企業である。組織としては領域ごとに事業部があり、事業部長がトップでその下に各グループがある。色々な意味で変革多い。社外に対してのコンプライアンス重視意識は高い。
薬の質は良く、競合会社も少ない領域の製品多いのでMRとしての苦労は、かなり少ない。
女性の働きやすさについて
女性が活躍できる環境です。本社がダイバーシティを推進しており、能力が同じならば、女性が有利な職種もあります。女性管理職にも数値目標があるようです。産休、育休後に元の職場に復帰も可能です。
ワーク・ライフ・バランスについて
上司によるところもあるが、有給休暇等は比較的取りやすい。また、営業職は基本的には直行直帰であり、会社終わりに(強制的な)皆で飲みに行くといったこともほとんどない。また、土曜・日曜の出勤もほとんどなくプライベートの時間をしっかりと確保できやすい環境にある。
GSKへの転職を考えているいる方へ
企業のオフィシャルサイトで求人募集があれば、直接応募が可能です。ただ、直接応募の場合、返信がない場合も多いです。理由としては、厳選して面接をして人だけに連絡をする企業が多いため、よほどその人事の希望する経歴にピッタリあった人しか面接に進むことができません。
そのためほとんどの人は転職エージェントを通して応募した方が面接までいける確率が高まります。直接応募した方が確率が高まると考えている人が意外と多いのですが、正しくなかったりします。
なお、以下の転職エージェントなら外資系企業・グローバル企業の求人に強く、GSKの求人も抑えている可能性が高いので、相談してみるといいでしょう。
会社概要
会社名 | グラクソ・スミスクライン株式会社 |
本社所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 GSKビル |
URL | https://jp.gsk.com/jp/ |