【要英語力】グローバル法務に関する求人について

ビジネスマン

企業の海外進出が進むにつれ、海外案件の法的な処理や手続きを担当するグローバル法務の需要も増えています。

一般法の法律業務(契約書の作成、確認など)はもちろん、不動産・リース・建設関連の法律業務、海外現地法人で発生する法的リスクに関する対応等、海外拠点で日々発生する法務業務に対応する人材が必要とされています。

語学力のある法務担当の方であれば、多くの企業でこういった人材を求めているので、チャンスが大いにあるでしょう。

グローバル法務に関する求人について

英語力が必要となってくるグローバル法務の求人には、たとえば、以下のようなものがあります。

【ポジション】国際法務

【仕事内容】同社法務部門での海外法務業務及び、マネジメントも含めご担当いただきます。具体的には

  • 海外の会社との契約締結業務
  • 海外関係会社が締結する契約書の調査、チェック
  • 社内各部門との打ち合わせ・調整業務
  • 海外進出予定地域の法律的な問題点等の調査・確認業務等

【ポジション】法務担当(海外展開及びグループ経営担当)

【仕事内容】

  • 契約書の起案・レビュー
  • 海外企業とのアライアンス
  • 海外(主に米国・東南アジア)現地法人設立およびサポート業務
  • 国内・海外の中小規模企業買収→グループ子会社化または統合(PMI)
  • その他企業法務全般

【ポジション】グローバル法務

【仕事内容】国内外の法務に関する業務を広範に担当していただきます。経験やご希望に応じて、次のいずれかの職務を行っていただきます。

  1. 国内・海外に関する契約法務(各種契約書作成、修正、交渉)
  2. 重要案件、リスクの高い案件のビジネススキーム最適化、契約リスクマネジメント
  3. 法律・紛争処理に関する助言、M&A・アライアンスにおける法律相談・調査
  4. コンプライアンス教育や、取締役会・監査委員会の事務局業務など
  5. 国内・海外関連会社への法務サポート
  6. 社内における法務教育、啓蒙活動、文書管理など

グローバル法務のポジションにおいては、企業法務実務の経験はもちろんのこと、プラス、英文契約書の審査及び作成能力、現地担当者や現地弁護士との折衝能力も求められてきます。

グローバル法務の求人を探すには

まずは、ネットをフル活用して情報収集してみましょう。グローバル展開している企業のサイトをチェックして、そこで希望の求人があれば、コンタクトしてみる。あと、転職サイトの「リクナビNEXT」にも法務ポジションの求人があるので、見てみるのもいいでしょう。ただ、グローバル法務の求人となると、かなり数は限られてくるでしょう。

あと、グローバル法務といった専門性の高い求人を探す場合、転職エージェントを利用するのが一般的です。転職エージェントなら、一般にはオープンになっていない非公開求人も多く抱えています。登録してこれら求人を紹介してもらうのもいいでしょう。

参考:グローバル法務に強い転職エージェント

チャンスを掴むためには、チャンスを掴むための準備が必要。まずは、自分でできるところから、動いていきましょう。