購買・調達部門では、高品質の部品・商材などをいかに競争力のある価格で調達するかが主要命題となっており、グローバル化が進む昨今、世界中のメーカーを相手に、発注サプライヤーの選定と発注価格の決定を行っています。
グローバル購買・調達の需要は、グローバル展開しているメーカーで多くなっています。こういった企業では、海外にも生産拠点を構え、現地調達、現地生産によりコストダウンを実現させています。よって、調達先においても、当然のことながら海外となってきます。
あと、グローバル企業以外でも、コストダウンの一貫として、海外のサプライヤーと取引する企業は多く、購買・調達部門においても英語力が求められるケースが増えてきています。
グローバル購買・調達に関する求人について
英語力が必要となってくるグローバル購買・調達の求人には、たとえば、以下のようなものがあります。
【ポジション】購買/調達
【仕事内容】購買/調達担当として、下記業務を担当頂きます。
- 国内、海外のサプライヤーと交渉し、必要な納期、適切な価格で部品を購入
- 国内、海外のバイヤーをリード、マネージャーの補佐
- コスト削減の検討及び計画立案
- サプライヤーの品質向上活動(不具合発生時に対策書の要求)
- 購買業務の効率化の推進
【ポジション】グローバル購買職(管理職候補)
【仕事内容】プレイングマネージャーとして、国内及び海外サプライヤーの開拓など購買業務全般の管理をお任せします。
- 同社製品の材料および部品供給が可能な国内外サプライヤーの開拓、調査
- 海外サプライヤーからの見積取得、品質審査及び価格交渉から契約に至るまでの一連の業務
- 同社海外生産拠点の購買機能との連携と体制強化(中国工場がメイン)
- その他、購買業務に関する管理業務
求めれる経験・能力としては、購買/調達業務経験、中級レベル以上の英語力、交渉力とコミュニケーション能力あたりが必要となってきます。あと、管理職レベルでは、マネジメント能力も求められます。
グローバル購買・調達の求人を探すには
まずは、ネットをフル活用して情報収集してみましょう。グローバル展開しているメーカーなどのサイトをチェックして、そこで希望の求人があれば、コンタクトしてみる。あと、転職サイトの「リクナビネクスト」にも購買・調達の求人があるので、見てみるのもいいでしょう。ただ、グローバル購買・調達の求人となると、かなり数は限られてくるでしょう。
あと、グローバル購買・調達といった専門性の高い求人を探す場合、転職エージェントを利用するのが一般的です。転職エージェントなら、一般にはオープンになっていない非公開求人も多く抱えています。登録してこれら求人を紹介してもらうのもいいでしょう。
転職活動の際には、自分が使えるあらゆるチャネルを使って、なるべく多くの選択肢を持っておくことが大事ですね。