日本の人口が減少に転じている昨今、多くの日系食品・飲料メーカーが日本国内市場だけでなく、海外の売上比率を高めていく動きが加速しています。
なかでも、消費マーケットとして有望なアジア市場への進出が目立っています。例えば中国。中国では、中産階級が急速に成長していて、これらの層を中心に、消費マーケットが拡大基調にあります。
さらに、中国には食の安全についてもたびたび問題になっています。こういった背景から、品質面で信用のおける日本の食品を中国のマーケットに売り込むチャンスがあるというわけです。
食品業界の海外営業求人について
海外展開を推進していく、海外の売上比率を高めていくという動きの中で必要となってくるのが、海外営業職の人材です。例えば、以下のような求人の募集があります。
食品業界での海外営業(海外M&Aも視野に入れる)
- OEM先への自社ブランド商品の商品化依頼
- 価格交渉や出荷スケジュールの調整
- クレーム対応
- 現地商品の買い付け
- 全国支店の管理もあります
国内系食品製造メーカーの海外営業
海外事業の本格展開に向けた海外販路の拡大(主にアジア圏)及び将来的な現地法人化、現地生産化を見据えた海外事業展開の推進。
なお、求められる人材は、募集ポジションや企業により異なってきますが、基本、営業経験およびある程度の英語力のある方となってきます。
海外営業ではそのほか、前向きなマインドをお持ちの方、リーダーシップのある方、そして、食品に対する関心がある方が望まれます。
中途採用では基本、即戦力が求めれますが、20代であれば、ポテンシャル採用のチャンスもあるでしょう。
海外営業の求人を探すには
まずは、ネットをフル活用して情報収集してみましょう。海外進出している食品メーカーなど、食品を扱う企業のHPをチェックして、そこで希望の求人があれば、コンタクトしてみる。あと、転職サイトの「リクナビネクスト」にも数は限られてきますが、海外営業の求人があったりするのでチェックしてみるのもいいでしょう。
あと、転職エージェントを利用すれば、転職サイトなどでは扱われていない非公開求人も紹介してもらえます。選択肢の幅を広げるためにも合わせて活用するといいでしょう。
「食品業界」「海外営業」という条件では、どうしても求人数が限定的になるので、自分が持てるあらゆるチャネルを活用して、なるべく多くの求人に触れるチャンスをつくっておくことが大事ですね。